「ガンプラ」全行程を撮影、製作・作り方を細かく公開しています

ガンプラ 製作 徹底解説
HGUC 1/144 水陸両用MS ハイゴッグ の作り方

発売月 2006年10月 / 価格 \1,000 ~ \1,500

HGUC 1/144 ハイゴッグ 作り方掲載をしています。ここはサブページです。
アーム部分の製作過程を解説しています。

《完成画像やパーツ写真などメインページはこちら》

HGUC ハイゴッグ ガンダム

ハイゴッグ HGUC1/144 プラモデル


この頁で完成させる部位写真
HGUC ハイゴッグ ガンダム

改良点・塗装について

部分塗装[1]動力パイプ
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル
↑腕にちょこっとついてる動力パイプも、同じくグレーで塗りました。この部位はパーツ分けされておりません。

部分塗装[2]・四角いくぼみの内部の、赤。
これは貼り合わせの前に塗っています。やりやすさから
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル
ちなみにこの赤は、本来は黒で、フチのみが赤、ていう設定です。
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル
(箱絵より)
ややこしそうなのでスルーしちゃいました。実はあとで気づいたという凡ミス。
なお説明書カラーガイドには色指定がありません。
なので、モンザレッド100%で塗りました。

合わせ目については、基本技「素組み等、塗装なしで合わせ目を消し仕上げる」に掲載している手法、ペーパーがけ跡をハセガワ・ポリシングクロスで乾拭き磨きで消し仕上げております。

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル
これを瞬間接着剤やタミヤセメント(ランナーパテもOK)で埋めてから、

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル
ポリシングクロスで磨いて、最後につや消しクリアーを塗ります。
ただし、写真にみえている2か所の四角い突起形状、
ここは消すための接着剤塗りが面積少なく作業こまかいです。

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ペーパーがけ面はポリシングクロスで完全に消してます。
ハセガワ・スーパーポリッシングクロスでから拭きするだけで、ペーパーがけ跡のザラザラ部が消せます。


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装甲板裏面は水性ホビーカラー、H-69 RLM75グレーバイオレットを塗りクオリティを上げてます。

RLM75グレーバイオレット。 Mr.カラーにも同色あります。

パネルライン(=パーツに形成された装甲のつなぎ目みたいなスジ線を指します)へのスミ入れ は、超極細ペンのコピックマーカー0.02(文具店で入手)と、ハケ付きエナメルカラースミ入れ用 を両方使用。

エナメルカラー(上)、コピックマーカー(下)

その他の必須工具

  • ニッパー
  • タミヤセメント(合わせ目消し用)
  • 瞬間接着剤(合わせ目消し、時間がないとき用)
  • ヤスリ、耐水ペーパー(ペーパーがけ用)
  • 筆4種 広面積用平筆、通常用平筆、細部用丸筆、超細部用面相筆(エナメル用、水性用とそれぞれ用意)

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今回はこのガイドの指示通りの色で塗っておりませんのでご了承くださいませ

パーツ一覧

 

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

 

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

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HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

パーツ画像はクリックで拡大します

HGUC 1/144 ハイゴッグ アーム部の作り方・製作手順 および 解説です

[1]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

肩の付け根の関節部。
ポリキャップを1個、中にはさみこみます。

[2]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

双方を貼り合わせ、ここにできる合わせ目は消します。

[3]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

合わせ目を消す方法はいくつかありますが、
私の場合急いでいるときは瞬間接着剤、しっかり密着させたいときはタミヤセメントを使っています。
素組み等、塗装なしで合わせ目を消し仕上げる。ハセガワ・ポリッシングクロス使用

[4]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

RLM75グレーバイオレットで塗装しました。

[5]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

フレーム部。いくつか同形状のパーツがあります。
左右のパーツ貼り合わせで完了ですが、
この細かいディテールをつぶさないように合わせ目を消すのは至難の業なので、よほどの力作狙いでない限りそのままでもよいかなと思います。大半が次の行程で隠れるし。
スミ入れはエナメルカラーで施しました。

[6]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

さきほどの関節部に、差し込みます。

[7]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

さらに、外殻パーツをかぶせるように差し込みます。
このときの、先に差し込んだフレームの向きに注意。
また、この外殻パーツを塗るなら組み立ての前に。
今回はつや消しクリアーのみ塗っています。パーツの素材の水色をそのまま活かしております。

[8]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ベロウズリム部、追加パーツを作り上げていきます。
行程は変わらず、フレームの左右貼り合わせから。

[9]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

外殻パーツを差し込みます。

[10]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

1つのアームにつき、2個、つくります。

[11]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

これらを数珠つなぎにします。
カチッとしっかりさしこみます。

[12]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

実はフレームをつないでから外殻をかぶせるほうが、やりやすかったりする・・・・

[13]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

先端のフレームだけ、てのひらがつながるための関節ポリキャップがあります。
ポリキャップを1個、中に挟み込んで・・・

[14]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

それをフレームパーツにつなぎまして、・・・

[15]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

貼り合わせます。

[16]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

これまでのフレームもそうでしたが、このパイプへのスミ入れは、マーカーペンよりもハケつきエナメルカラーを使ったほうが早いです。

[17]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

それもつなぎます。先端へ。
全部つなぐと、こんな感じ。

[18]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

つぎに、肩アーマーを組み立てます。
肩アーマーは裏面をグレーで塗ります。関節と同じRLM75グレーバイオレット。広い面積ですが筆塗りしてます。

[19]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

肩アーマーには2か所、ワンポイント赤があります。ここは、貼り合わせる前のほうが塗りやすい。シールが付属されているのでそれを貼る場合も、今の段階のほうがやりやすい。
説明書に色指定ないので適当にモンザレッド100%で塗りました。

[20]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ポリキャップをはめ込みます。
片側だけ差し込むというかわった構造。

[21]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

そこへ、さきほど完成させたベロウズリムをつなぎます。

[22]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

もう片側の肩アーマーを貼り合わせます。

[23]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ここの合わせ目は消す必要があります。
無塗装での合わせ目消し&仕上げは、これまでやってきた方法の、ポリシングクロスを使った消し方をします。
素組み等、塗装なしで合わせ目を消し仕上げる。ハセガワ・ポリッシングクロス使用

[24]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

肩アーマーはこれで完成です。
バイス・クロー

[25]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ツメのパーツ。
1つ1つ独立しています。そのすべてに、パーティングライン(生産時にできる金型合わせの境目スジ)がついてるので、これはペーパーがけ等で除去します。

[26]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ツメは形状が異なるのか1本1本パーツ番号がちがうので、わからなくならないよう注意です。
一番短いツメパーツ、これを土台となるパーツへつなぎます。

[27]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

土台パーツは2つに分かれており、
親指に相当するツメとは別に、残り3本をつなぐパーツが存在しています。
見た目には違いがわからないのですがパーツ番号が異なるので、そのとおり3本、差し込んでいきます。

[28]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

2本め。

[29]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

 

[30]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

3本め。

[31]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

そしてポリキャップを差し込みます。

[32]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

親指ツメが繋がれた土台をつなぎます。

[33]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

さらにポリキャップを差し込みます。
これで土台は完了です。

[34]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

外側を仕上げます。
四角いとこの赤、ここもシールを貼るか、塗ります。
裏面もグレーで塗っています。

[35]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

中に接合用のパーツを差し込んで、

[36]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ベロウズリムとの接合用の、ポリキャップを忘れずに差し込みます。

[37]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

そして貼り合わせます。

[38]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

合わせ目は消します。

[39]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

動力パイプはRLM75グレーバイオレットを塗りました。
さらに、スミ入れを施しています。

[40]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

最後に、手の甲をかぶせます。

[41]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

フェアリングユニットとよばれるオレンジ色のカバーをつける際に、この手の甲ごとツメをはずします。合わせ目消しも行いません。
これでクロー部位は完成です。

[42]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

すべてをつなぎます。
先に、1こ関節パーツの追加があります。

[43]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

ベロウズリムのほうにも付け足しパーツがあります。

[44]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

そしてクローを接合します。

[45]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

腕の完成です。

[46]
HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

HGUC ハイゴッグ ガンダム プラモデル

もう片方の腕も同様に組み立てます。
手順は同じです。
そして、胴体へつなぎます。

次のページでは、脚部の組み立てを全掲載・解説します。